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リードオフ雑感?打順論??

リードオフマン(MLBでは単純にリードオフというらしい。どうだか)の役割とはなんだろうか?
日本で言われる理想的なリードオフマン像は「足が速い・打率が高い・三振が少ない」というものであるように思う。
セオリーとしては、リードオフが出塁、盗塁を行った後に2番がバント、3番の打撃で3塁からホームイン、というのが長く言われてきた。
MLBでもリードオフマン像はだいたい同じで、相違点と言えば打率→出塁率への変換ぐらいである。
今回は、NPBのリードオフマンの成績を見てみる。

5月22日時点でのセリーグ球団のリードオフバッターの成績を記載した。

    AVG H 2B 3B HR RBI R BB SO OBP SLG SB
坂本 .335 63 10 03 11 030 38 12 18.373.569 07
荒木 .257 41 06 01 00 003 12 14 25.316.308 03
マートン.340 62 10 01 08 025 34 15 25.391.538 05
東出 .250 47 08 03 01 015 27 14 28.302.340 05
石川 .321 54 08 02 00 005 30 05 24.345.407 09
田中 .290 48 06 00 01 012 19 16 14.360.345 02

続いてパリーグ。
   AVG H 2B 3B HR RBI R BB SO OBP SLG SB
片岡 .295 61 14 01 03 013 34 15 28.345.415 20
西岡 .354 70 13 05 06 021 47 26 35.427.561 07
川崎 .350 75 11 02 03 023 30 15 30.393.463 16
坂口 .289 53 11 03 01 012 27 17 24.350.399 05
田中 .336 63 08 03 02 018 29 29 17.426.444 19
聖澤 .266 40 11 00 00 009 24 14 25.335.340 05

表がずれるのを何とかしたいのだが、どなたかに良い方法をご教授願いたい。

セ・パの打者を比較して分かるのは、パリーグの方が機動力を駆使している傾向があることだ。試合数の差こそあれ、セリーグでは未だに二桁盗塁すらいない。
また、高出塁率の選手が必ずしも盗塁数を稼いでいるわけではないことがわかる。西岡は出塁率トップだが、盗塁は7個しか稼いでおらず、長打率がダントツだ。マシンガン打線を彷彿とさせる今の千葉ロッテに非常にあっている選手だと思う。
セリーグには本塁打がシーズンで二桁を越えるような選手が二人いる。いずれも屈強な打線を誇る読売と阪神のリードオフだ(マートンは3番に移ったようだが)。
興味深い点として、攻撃的リードオフの後ろには素晴らしい2番がいることだ。読売には松本(現在は流動的)、阪神には平野(現在はリードオフ)という、いずれも俊足を誇る打撃好調の2番打者がいることが見逃せない。この二つの球団では、リードオフにはある程度の長打が求められる代わりに積極性も求め、2番が球数を投げさせたり、出塁をカバーしたりしているのではないだろうか。ちなみに、同じ攻撃的リードオフといえる西岡の後ろにも、荻野という素晴らしい出塁能力を誇る2番がいる。
MLBでもこの傾向は見られ、強い球団では、1,2番どちらも俊足巧打でパワー不足、ということはない。

話しは変わって、個人的に目を引くのは田中の存在だ。打率、長打、盗塁で好成績を残し、さらには四球が三振を上回っている。リードオフに必要な条件をすべて兼ね備えていると言っても良い。これほど優秀なリードオフを抱える日ハムが低迷しているというのも面白い。田中はリーグ2位の出塁率を残しているにもかかわらず、得点はリーグ4位にすぎない。後ろの打線が彼をホームに帰すことができていないのは、非常にもったいなく感じる。

雑感として、一部の俊足選手こそ盗塁数を伸ばしてはいるものの、全体的にやや低い数字に感じた。2番打者が多く盗塁を稼いでいる球団もあり、盗塁はリードオフだけの仕事ではなくなったようだ。
1番がでて、2番が送るというセオリーより、どちらかが出塁して中軸が返す。盗塁技術よりも一塁から二塁打で帰れる走塁技術――そんな時代に、少しずつ移行しているように思える。
それはすなわち、今が打者優位であるということの証明でもあるように思える。中軸が長打を打てることを前提とした理論は、投手優位では存在しないだろう。
投手優位の時代では、スモールボールが求められ、V9巨人によってスモールボールは「勝てる戦術」として定着した。
それをNPBは長く基本として引き継いで来たわけだが、そろそろ変換の時を迫られているようにも思える。

優秀なリードオフの条件を今一度考えてみるのも面白いかもしれない。
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テーマ : プロ野球
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